fc2ブログ
2018年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2018.08.10 (Fri)

未知との遭遇

また新しいスマホ版のROが出るんだって?
しかも世界一のパブリッシャで
あるところのテンセントからリリースか。

グラフィックは先行するXD版より
さらに洗練されてる感じだなあ。
こっちは重力自身が作ってるらしいけど。

もともとアジア圏ではかなりの
勢力を誇っていたゲームとはいえ
ほぼ同時期に2ラインの展開とは
ずいぶん強気だねえ。

ガンホーも日本展開を考えているとか
いないとかなんとかいってたような
気がしないでもないけど,
はたしてどちらがくるのやら。



どちらが来たとしても,
TOSなんかよりもよほどRO(旧)に
致命傷を与えるかもしれないな。

わりとROを殺せるのはROだけ
みたいなところがあるしね。

壮絶に爆死なさったRO2なんかと
違ってこっちはガチにROっぽいし。

ユーザー側のトレンドから見ても
そういう面があるだろうし,
逆に開発側の視点からしても
売上規模を考えたら重力の
開発力はスマホ版に集中させて
PC版は凍結か下手すりゃ終了
なんて選択肢も出てくるかも?

ふつうに考えて15年前の
ガタガタのプログラム
(中枢はブラックボックス)を
だましだまし使っていくよりも
1から作ったほうが楽だろうしなあ。



スマホ版の先行実験モデルとして
PC版も生かしつつ,気を利かせて
PC版とスマホ版の連動システムでも
作ってくれるならいうことはないけれど
はたしてどうなることやら。
重力のマンパワーに余力はあるのかな?

あるいはROの遺伝子がスマホ版に
残るならそれでよしとすべきか…
今後の動向に注目だ。



話は変わって。
最近寝不足で頭が痛い。
というのも夜通しこれを
読んでいたからだ。



「お前ごときが魔王に勝てると思うな」とガチ勢に勇者
パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい




噂に名高い「小説家になろう」作品だ。
同サイトも主に揶揄される文脈で
語られるのを耳にしたことがあるだけで
実際に読むのははじめて…というか
ファンタジーライトノベルなんて
読むのはロードス島戦記以来だよ。

どういう経緯でここに
たどり着いたんだったかなあ
なんかのまとめサイトの
コメントだったかな。

寄る辺ない美少女2人の
ラブラブ逃避行…と思いきや
向かった先がラクーンシティでした
みたいな超展開にクラクラする。

タイトルに反して全然気まま
じゃないんですがこれは…。



主人公の女の子の自他の肉体に
対する執着の薄さが凄まじいというか
自分の身体を弾丸にして撃ち出すとか
葉隠覚悟もびっくりだ。

つい先日までただの村娘だったとは
思えないほどの殺伐ぶりにヒエってなるわ。

敵対する連中もサイレントヒルや
バロックなんかから抜け出てきたのか
っていうくらいグロテスクだし,
性格破綻者がゾロゾロ出てくるし
いい人は大抵死ぬし(登場すること
自体がすでに死亡フラグ),
とてもじゃないけど万人におすすめ
できるとはいい難いんだけど,
エーッこれどうなっちゃうの!?
って続きが気になって
一気読みしてしまった。

この次回に引張る力の凄さよ。
まるで週間連載の少年漫画みたいだ。
デイリーランキングなんてのがあれば
そりゃジャンプのアンケートみたいな
過酷な競争になるだろうしそうなるのも当然か。

たまにスカウターみたいなの出てくるし
途中に出てきたチルドレンとかいう
敵もARMSを彷彿とさせたなあ。



こういう作品が何十万とあるのだから
この小説家になろうというのは
すごいところだね。

近所の本屋さんの一角がそれらしき
ライトノベルで埋め尽くされてて
いったいこれはなにごとだと
驚いてはいたものの,こんだけ
活気があればそりゃあの勢いも頷ける。
書く側も読む側も大したエネルギーだわ。

小説家になろうというとトラックに
轢かれて異世界に転生して
なぜかとんでもなく強くなってて
それで俺TUEEEして原住民から
神のごとく崇められてついでに
ハーレムも作って云々みたいな
イメージしかななかったけど,
そういうのはほんの上澄みに
過ぎないということが分かり
大変に有意義でした。

その先はその筋のプロに任せて
まったり勢であるところのわしは
引き続き農業とモンスター捕獲に
勤しむ所存です。

テーマ : 読書感想文 - ジャンル : 小説・文学

23:54  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)
 | HOME |