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2016.12.16 (Fri)

ライドオンという生き方

いわゆるひとつのkonozamaを食らっております。
いやね,いいんですよ。
サガの完全新作なんて
何年待ったか分からないくらいだもの
あああああああああああ!!!!
あと2,3日くらい屁でもないですよ。
アマゾンで働いてらっしゃる方も年末商戦のさなかで
さぞご苦労もおありのことと思いますから,
ああああああああああ!!!!!
気長に待つとしますよ。



んなわけで今日はいま遊んでるゲームの紹介でもするわ。
みなさんはライドオンというゲームメーカーをご存知かな。
わしは知りませんでした。

わしが知らないってことはみんなも知らないだろうから説明すると,
主に携帯機用のやソフト・アプリを作っている会社なのだ。
いちばん有名なのは「勇者のくせになまいきだ。」かな。

あのニンテンドーDSの怪作「ダン←ダム」も
この会社の制作だとあとで知ってえらい驚いた。
いわれてみればたしかに相通ずるものがある。
わしはどうもこの会社が作るチマチマしたゲームが大好きなようだ。



そうそれでね,このライドオンという会社は
パ…オマージュが得意な会社でもあって,
タクティクスオウガっぽいゲームとか,
トルネコの大冒険っぽいゲームとか,
なんたらのアトリエっぽいゲームとか,
そういうのを当時の雰囲気そのままに
作ってくれるんだけど,これがまた楽しくて。

グラフィックの進化にそれほど感動を覚えなくなってきた,
豪華声優とか長編ムービーとかには興味が持てない,
複雑化する最新のゲームにもついていけない,
それでもまだゲームで遊びたい,
あのころ遊んだゲームでもう一度…!
というゲーム業界に巣食う亡霊みたいな
ユーザーにとっては観音様みたいな会社なんですよ。
ありがたやありがたや。



携帯機のダウンロードゲームということで
クッソ長いロード時間とも無縁で,
ゲームの構成はシンプルなので
そのジャンルの初心者にもふさわしく,
おまけに500円そこそこで遊べてしまうというお手頃感!

こんな薄利でほんとに大丈夫なのか心配になってくるんだけど,
公式サイトを見る限りはワールドワイド・ワンソースマルチユースで
生き残りを賭けてるみたいだ。

こういうニッチなジャンルのゲームの場合,
遊ぶ人は限られてくるけど必ず一定数熱狂的なファンが
いるという感じだから,「商売」に徹するならその少数から
たくさんお金を巻き上げたほうがいいんだろうけど,
ライトなコンテンツ,お手頃価格という,
あえて広く浅くの方針を取っているのは
メインストリームからはちょっと外れるけれども
楽しいジャンルのゲームの普及を目指しているのかな。

この人たち本当にゲームが好きなんだな…。
涙がでるほど嬉しいぜっ!

そんなライドオンの作品が少しでも
世に知られてくれればいいなと思い,
微力ながら筆を執った次第であります。



んじゃまずは不思議の国の冒険酒場から。
これは料理ですべてを解決していくゲームです。

えーとストーリーはなんだったかな,
主人公の娘さんがたが切り盛りする酒場
「シュペック亭」はもともと郊外にあったんだけど,
遷都のおかげで一転一等地になっちゃったんだったかな。

そこに目をつけた一流料亭「七天使亭」があの手この手で
シュペック亭を狙ってくるもんだから,いっそ料理コンテストで
七天使亭を超える名声を手に入れて追っ払ってやる! おー!
てな塩梅よ。
錬金術師ではなく商売繁盛を目指すアトリエ系のゲームやね。



ゲームの流れは,

・ 食材調達
・ 調理
・ 料理の活用
・ コンテスト


というサイクルの繰り返し。



食材の調達は主に

「街での買い出し」
「フィールドの探索」
「モンスターとの戦闘」

の3つの経路がある。

買い出しは安全かつ大量に食材が手に入るけど,当然ながら有料。
しかも毎日少しずつしか入荷されないので,
こればかりに頼っていると在庫が枯渇してしまうことも。

フィールドの探索とモンスターとの戦闘はどちらも郊外のマップで行う。
マップ上に麦とかコメとかいろいろなアイテムが落ちているので,
それを拾いつつ出てきたモンスターを倒して食材をはぐと。

森にはキノコ,海辺には魚と散策する場所によって
手に入る物が違うので,どこで何が手に入るのか
調べるだけでも楽しいものだ。

戦闘では「いい食材を落としやすくするスキル」
なんてものもあって,世界を救う勇者なんかとは
ぜんぜん違う価値観で動いているのを実感させられる。



お次は集めてきた食材の調理
どうやって作るのかというと,食材と調理器を組み合わせるんよ。
たとえば「ライス」「しお」「こしょう」「たまご」を
「フライパン」で炒めると「チャーハン」ができるという具合に。

料理のレシピはお店でも売っているけど,
自分で適当に組み合わせてもいい。
当てずっぽうで食材を組み合わせて
料理を作るのがこのゲームの最大のキモ!

新しい料理ができたときの喜びときたら!

食材は4種類まで,調理器(ツール)は1つまでと
決まっているから,すでに判明しているレシピから
未知の料理をある程度推測できるのもいい感じだ。
「ライス」と「しお」を「すで」で結ぶと「しおむすび」ができるから,
「ライス」「みそ」「すで」なら「みそむすび」ができるんだろう…
ほーら当たったぁ! みたいな。

レシピを知っていて食材さえ揃っているなら
ゲームの進行度に関わりなくいきなり
高級料理が作れてしまうので,
2周目以降が楽しいゲームでもある!



そしてできた料理をどう活用するのかというと,
第一に酒場で売ります。
そらそうだ。

売ったお金で新しい食材や装備が買えるし,
売上が伸びると名声も増えてやがてはより格調高い
料理コンテストにも参加できるようになるので,容赦なく売るべし。

ただぁし!
料理は出せば全部売れるというものでなく,
時節に合わせないとぜんぜん売れない(たとえば夏場に鍋とか)し,
毎日同じ料理を出しているとお客さんが飽きて売上が落ちてしまう!

幅広いジャンルの料理を作り,売れ筋を考えて
うまいことローテーションしていかないといけないのだ。



もうひとつの活用法は,自分たちで食べること。
このゲーム,敵を倒してもレベルアップしない!
料理を食べることでレベルアップするのだ。
(代わりに戦闘に勝利すると熟練度が上がってスキルを覚えていく)

商売に徹しているといつまでたってもレベルが上がらず
新しいマップでの探索がしづらい,かといって作ったそばから
全部自分たちで平らげていては店の運転資金がおぼつかない…
バランスよく配分していかないといけない。
うーん経営は面白い。

あと,料理の中にはキャラクターを一時的に
強化する特別な能力を発揮するものもある。
フィールドの探索の前には腹ごしらえをお忘れなく。
キーマカレーが強力だぞ!



そしていよいよ最後は10日に一度の料理コンテスト
ここはある意味簡単で,手持ちの中の
最高の料理を出して優勝を目指す!
そんだけ。

勝てばどんどん上位のリーグに進めるようになる。
ライバルの七天使亭がいるのは最高峰プラチナリーグだ!



というわけで未知の料理探しと
リソースの分配が楽しいゲームだ。
主人公シーラ嬢の独断と偏見に基づく
テキトーなアイテム説明だけでも面白く,
新しい料理を見つけたくなってくる。

そんなこといってもどう動けばいいのか
分からないよーという人もいるかもしれない。
安心してほしい,迷ったら何もしなくていいぞ!

このゲームの最大の特徴は,アトリエ系の
ゲームと違って時間制限がないという点
何もしないということに対して何のペナルティもないのだ。

七天使亭のグスタフが思ったよりも紳士なのか,
カメリアお姉ちゃんが有形力を行使して七天使亭の干渉を
物理的に排除しているのかはわからないけど,とにかく
どれだけのんびりしててもシュペック亭が乗っ取られることはない!

ので,好きなペースでじっくり売上を伸ばしたり
キャラのレベルを上げたりすればいいし,
料理コンテストもとりあえず参加だけしていれば
少しずつポイントが貯まっていくので,
そこまで新料理の開発に入れ込む必要もなく。

正直,毎日フィールド探索して料理作って酒場で売って…と
全部回していくと生産過剰になってしまうので,
1日探索して1日休み,1日買い出しして1日休み,
みたいなペースで四季折々の料理と需要を
楽しみながら進めてもいいのかもしれない。

あるいは仕込みに6日かけて週に1日しか
開いてない頑固親父の店みたいなさ。
通うお客さんの身になって考えるとどうなのかは別として



冒険酒場と銘打ちつつも,実際に登場する
お酒の種類は全体の1/10以下。

ファンタジー世界だから酒場というタイトルに
なっているんだろうけれど,実際には
不思議の国の冒険レストランといった風情。

そんなわけで小さなお子様にも安心してお遊びいただけます。
むしろ情操教育にもってこいの作品です!

『「なす」「黄スパイス」「オニオン」「ポテト」で
 「野菜カレー」ができるんだって。
 それじゃあいっしょに作ってみようか』
という具合に実に自然にお子様に
料理への関心を持っていただくことが!



でもテレビの前のみんなはそういうのに縁がなさそうだから
どぶろく作って炙ったイカでもかじってればいいわ。
漁り火島で釣れるからな!



マーセナリーズサーガシリーズも
紹介しようと思っていたけど力尽きた。
今日はこのへんで。

テーマ : レビュー・感想 - ジャンル : ゲーム

20:51  |  その他ゲーム  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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