2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2011.12.21 (Wed)

【きさまら】布団の中の戦争【はんらんぐんだな!】

はるかかなたの せかいに おいて・・・・

ながくつづいていた へいわが いま おわりをつげた

パラメキアていこくの こうていは まかいから まものを

よびだし せかいせいふくに のりだしたのである

これにたいし はんらんぐんは フィンおうこくで

たちあがったが ていこくの そうこうげきにあい

しろを うばわれ あたたかい ふとんのなかへと

てったいしなければ ならかった



寒っ!
とてもじゃないけどPCの前に座ってらんないわ。
こんなときは布団でヌクヌクと携帯ゲーム機に限る。

というわけで,DSでGBA版のFF1・2を遊んでおります,いま。
音源回りの不遇を嘆かれるGBAだけど,
FF1・2のBGMはほんと綺麗でびっくりしてまう。

ピアノの主旋律がとても美しいカオスの神殿はいつまでも聞いていたいし,
爽快感溢れる船の曲は個人的にゲーム史上ベスト航海曲だし,
GBA以降に追加されたカオス戦のBGMは勇壮で聞いてるとテンション上がりまくり。
しかも,ちょこっとアレンジされてて2パターンあるという。
同じGBA版でもFF4・5・6はあまりにも残念な音源だっただけにこの差には驚かざるを得ない。
何が違ったんだろう,4~6は容量の限界だったのかな。



しかし,この時期のFFはかなり自由に進められたなあ。
こうしてみると,攻略ルートが一本化されたのは3以降だったのか。

1は,リッチ倒してカヌー入手したら,あらゆるボスを無視して
飛空挺入手→クラスチェンジ→浮遊城でアダマンタイト入手→エクスカリバー作成してから
ゆっくりさかのぼってカオスを始末していけるからなあ。
グルグ火山は途中で回復剤を消耗しまくるから,
マリリスを一番最後に倒すのが合理的という。
別に奇策でもなんでもないんだよね,これ。



2なんかはより顕著だねー。
サガシリーズの生みの親,河津さんが作ってるだけあって
ここまでやっちゃっていいの!?
といいたいくらいはっちゃけてるし。
なんせ,ゲーム開始直後に最初の町から歩いて最後の町まで行けるんだもの。
「ミシディアに行きたいの? いいよ行って,敵強いけど」
みたいな懐の深さがたまらん。
キャプテン狩り,マジシャン狩り,アンチにアスピル,ウォールデス…
プレイヤーの知識,技量が遺憾なく発揮されるという意味では,2・5・8は最上級のFFだね。
(最上級といいつつ3作もあるという突っ込みはなし)



わしも最初十数年前にやったときは,
パーティアタックを繰り返してHPを延々上げながら進んで
デスライダー,モルボル,クアールあたりにボコボコにされて泣いてたけど,
(たぶんここ見ている人も同じことをしていたと信じたい)
こちらで回避率の重要性を知ってからは,難易度が激変して吹いた。
回避率を無視するものに明日はないはけだし名言。
FF2世界では全裸に武器盾装備が正装だったんだなあ。



というか,FF2は進行の自由度もすごいけど,
それ以上にシステム面での作り込みが半端じゃないよね。
①レベル制を撤廃して
②誰でもどんな武器,魔法も装備できるようにして
③行動に応じて使った武器,魔法,パラメータが強くなる(熟練度システム)
というだけでも革新的すぎたのに,
鎧で回避率が下がるとか,
武器を持つと魔力に干渉して魔法の威力が下がるとか,
鬼のような量の隠しパラメータが存在しているという。
これによって作り出される戦闘バランスがすさまじい。
とてもファミコン時代のシステムとは思えない,狂気の構想だよ。

前衛で武器ばっかり振ってる脳筋前衛だとそうでもないんだけど,
特に後衛に魔法を使わせようと思ったとたん,
システムの練り込みに失禁することになる。
ちょっと語るよ。
いいから!
黙って!
聞け!




このゲームにおいて,後衛にどんな装備をさせるかというのは永遠の課題。
なぜか。
前提として,FF2では,キャラを後列に下げておくと
(前衛が全滅して戦線が決壊しない限り)物理攻撃にさらされることはない。
逆に,後衛キャラは弓以外の物理攻撃を敵に当てることはできない。



なら弓持たせておけよと思うでしょ?
ところがどっこい。
このゲームの武器,盾には,
さっきいった魔法干渉という隠しパラメータが存在していて,
武器を装備したままだと魔法の威力,命中率がガクッと下がるのだ。
そして,弓の魔法干渉はかなり大きい。
安全に魔法を使うために後列に下げたのに,
魔法の威力が落ちてしまったら元も子もないよねー。

ついでにいうと,このゲーム,武器を使うと力(物理攻撃に必要なパラメータ)が上がり,
魔法を使うと知性と精神(魔法に必要なパラメータ)が上がるんだけど,
力が上がると知性が下がるし,精神が上がると力が下がるようになってるんだよ。
武器と魔法を同時に使っていると,足を引っ張りあうことになるという。



じゃあ,手ぶらでいようか?
確かに,素手(と杖,短剣)なら魔法は100%の威力を発揮する。
後列から魔法だけ使っていれば,別に武器を振らなくてもいいだろうしね。
ところがどっこい。
このゲームでは,戦闘中の行動順,逃走の成功率,
さらには戦闘後に素早さのパラメータが上がる確率までもが
回避確率(盾の熟練度とほぼ同義)で決まっているのだ。

つまり,後列に手ぶらで突っ立っている魔法使いキャラは,
戦闘では常に後手に回り,敵からも逃げられず,
いつまでたっても素早さが上がらない…
という負のスパイラルに陥ってしまうのだ!
な,なんだってー



かくなる上は,たとえ敵の物理攻撃にさらされることはなくとも,
両手に盾を持って回避確率を上げるほかない!
ところがどっこい。
盾も弓並みに魔法干渉が大きいのだ。
両手に盾はゲーム中最悪の魔法干渉装備^^



おいいいいいぃぃぃどうすりゃいいんだよおおぉぉ!
と思った?
正解はないんだな,これが。
ただ,わしはこういう奥深いシステムを作ったスタッフを敬愛しているだけで。
システム的に何でもできるようになっていること,
しかし,本当に何でもできるキャラクターを作ることは難しいので
自然にキャラクターごとに役割分担がなされるようになっていること,
さらにはそういったシステムに対する理解がなくても
なんだかんだでクリアできるようになっていること。
(ブラッドソード,バーサク,大量の一発即死系魔法が手に入るのは
 初心者救済のための措置であることは確定的に明らか)

すべてが。
すばらしすぎて。
泣きそう。

子どものころのわしも回避率の重要性なんかまるで知らなかったけど,
クアールとかからヒィヒィ逃げながらクリアできたもんなー。
そしてそれがまた楽しかったし。
知らない人には知らない人の,知っている人には知っている人の
楽しみ方ができるという稀有なゲームだわ。



だが。
ここまでは原作ファミコン版でのお話。
なんと,GBA版(以降)では,これら奇跡のようなバランスを
生み出していたシステムが改変されていたのだ!
具体的にいうと,武器の魔法干渉がなくなったし,
力が上がっても知性が下がることもなくなっているのだ。
となれば↓
1199.jpg




「ブラッドソードを使うのはゆとり,
 重鎧を装備するのは情弱,
 だが回避率を上げまくるのは甘え」
などというFF2のプロにとっては,FC版のほうがいいのかもしれんねー。

そりゃあわしも台詞回りが改変されまくっててガクーッときたけど,
GBA版はすごいサクサク進められるんだよね。
常時ダッシュできるし,
どこでもセーブできるし,
全体魔法のエフェクトが短くなってるし,
熟練度も異常に上がりやすくなってるし,
いいじゃないか ただ だし。

正直もうアビスウォームの大群にたつまきを浴びせられるお仕事につくのはいやだ。
レッドソウルの3分間ファイア教室もご勘弁。
という人間にとっては,GBA版はまさに渡りに船だった。



まあ,マリアの顔はファミコン版が一番かわいいけど…。

テーマ : レビュー・感想 - ジャンル : ゲーム

21:36  |  FF  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

えかさんはレゲーの話してるときが一番輝いてるなw
そしてまどかは完全に根付いてるなw
FFは1作もやったことないままおっさんになってしまったが、記事読んでると興味を惹かれてしょうがない。

RPGなんかはリアルなグラフィックになるほど、魔法やら必殺技やらやダメージの表現とのミスマッチを感じてしまうんで、逆毛的にはドット絵やある程度デフォルメされた表現のほうが好きだな。
SFC~PSくらいの時代のドットからローポリなくらいまでのゲームが一番好み。

そして俺の一番好きなゲームはSFCのエストポリス伝記Ⅱなんだが、セーブが消えるたびに「お、消えたか。データ作り直さなきゃな」とかいって何十週もした記憶があるぜ。
すでにプレイ済みだったらスルーしてくれていいが、やったことなかったらぜひともやってくれ。
一人でもこのゲームが好きな人が増えてくれたら嬉しい。
1でも外伝でもDS版でもなくSFC版の2だぞ。
逆毛 |  2011.12.22(木) 23:50 | URL |  【編集】

思い出補正…ってやつなのかな。
(暴走するのも)しょうがないにゃあ。
まどかマギカ楽しかったからね。
決してそれ以外の最近の作品を知らないわけでは…。

てか,逆毛FFやったことなかったんだ。
この業界にいて1作も触れてないっていうのが逆にすごいわ。

確かに,絵がきれいすぎるのも考え物だよねえ。
エルシャダイみたいに芸風として昇華してるなら別だけど,8頭身のリアルなキャラクターがゲームゲームした動きをしてるのはタチの悪いジョークでしかないからなあ。
ドットキャラならかわいいなーになるところが不思議。

エストポリス伝記Ⅱ把握。
実はやったことないんだけど,積みゲーの箱の中に入ってたような気がする。
ちゃんとSFC版がな!(何年寝かせてるんだ)
今年の年末年始はこれで遊んでみるかな。
…大掃除が終わればだけど。
えか |  2011.12.23(金) 21:33 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://donkist.blog61.fc2.com/tb.php/386-df185dac

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |