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2014.05.19 (Mon)

メタルマックス2リローデッド②

読者のみなさんにはまったく関係ないお話だけど,
FC2ブログの記事編集画面のレイアウトが変更されててなんか違和感あるわ…。



さて,マリアの墓の前でなにを誓ったか,
いよいよはんた(♀)の旅が始まった。

最初に向かったのは…道具屋。
ありったけのロケット花火を買い込むためだ。



はーい新米ハンターさんちゅうもーく!
メタルマックスの世界ってなあ,人間用の装備と
戦車用の装備の両方を揃えないといけないんよ。
で,戦車用の装備・改造費はクッソ高い(そして非常に強力な)もんだから,
人間用装備への投資をスリムにしていこうってなるわけだ。

さらにいうと,先に進むほど強力な装備が
ガンガン出てくるから,装備の寿命はかなり短い。
そこで,毎回買い換えるよりも消耗品で凌ぐという戦略も出てくるってわけ。
エルニニョの町に巣食うチンピラップラーもこいつでイチコロよ!



そのエルニニョだけど,あいかわらず生き地獄の様子。

「ここは エルニニョ。
 すげえ,いい町だぜ。
 ほんと,いい町。さいこー

この,すべてを諦めた投げやりな男のセリフと
抑圧感満載のBGMが合わさり最強に見える。
人々が置かれた環境が一発で分かるもの。
冗談抜きでゲーム史上もっとも巧みな演出ではなかろうか。
ちなみにわしの脳内では月曜の朝から金曜の昼までずっとこのBGMが流れてます。



で,話を進めていったらヒヌケ団なる秘密結社の仲間になることに。
まさか,エルニニョ解放するのか?
Liberation!

この時点ですでにヌッカの酒場が使えるんだ。
いじるとアンヌ…ええと今作だとアクセルとミシカだっけ? は,
いわゆるユニークキャラ扱いで,汎用キャラを雇って進めてもかまわないと。
ほほー。

今回の仲間は反グラップラーの闘士でまとまってるわけか。
3の仲間はなんでトラムカンについていってるのかよう分からんかったからなあ。
たぶん彼に付いていけば金になりそうだと踏んだ賞金稼ぎの類だったんだろうけど。



マドに戻っていよいよバギー入手。
くぅ~ルート99が骨身に染みわたるぜ!
頼りなげでどことなく不安を煽る「さびた荒野」とノリノリの「ルート99」。
ここもプレイヤーの心情とピッタンコ一致してるよなあ。
クルマを手にした瞬間に戦力は数倍に跳ね上がるんだから増長もやむなし。



ところで。
ここでサブクエストが解禁されたんだけど,本作ではこの使い方が非常に巧妙だ。
話の本筋を補強する,ストーリー・システムのメルクマールとして機能している。

砂漠の中から依頼人の亡き妻の指輪を探すというサブクエスト
「思い出は砂の中」では,いきなり地雷探知機を渡される。
で,実際に砂漠の中を探していくと,指輪のほかに55ミリ砲や
DOHCジャンゴのような有用な装備も見つかるようになっている。

「地面の中に強力なアイテムが埋まっている」という
メタルマックスの独特な世界観をゲーム最初期でうまく体験できるわけだ。

「ヒヌケ団の密使」,「キャラバンの護衛」などでは近隣の町が目的地として示され,
プレイヤーは次にどこに行けばいいか分かるようになっている。

しかも,「うっとうしくない」。
これは重要だ。
勝手を分かっている人間はこれらを無視してザクザク進めて構わないし,
そうでない人間はサブクエストで遊んでいるうちに「自然と」先に進めるようになっている。

それでいてとってつけた感がなく,世界観を壊していない。
武器の発掘を生業とするトレーダーが金属探知機を持っているのも,
反体制ゲリラが密売組織から武器を調達しようとするのも,
隊商が護衛を求めるのも,この世界では実にありえる話だ。
レンタルタンクに乗りながらトレーダーの護衛で
日銭を稼ぐハンターなど,いかにもいそうではないか!



新規ユーザーにも分かりやすく情報を提供しながら,
原作のイメージを壊すことなく世界観をより深めていく。
これは並大抵の作業ではないぞ!
なんでこんなにシレッと成し遂げてるんだ!?

老獪だ,この20年でDECOは実に老獪になった。
若き日の狂気はそのままに,研鑽を重ねて
細やかな気配りまでせんとするこのメタルマックスを,
ゲーム業界の再生(リボーン)アシュラマンと呼ばずしてなんと呼ぼうか…!

もはや伝説と化した作品のリメイクというからには,
古参の「ハンターさん」に対する気遣いは
相当なものだろうと予想していたけど,
その点を十二分に満たしつつもそれだけに留まらない。
新規ユーザーへの配慮,この世界への入りやすさも尋常なレベルではない。
これはただごとじゃない!
00:48  |  メタルマックス2  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

メタルマックスを見た事も無いのですが、えかさんの記事でメタルマックスがいかに魅力的なゲームなのかが伝わってきました!!

えかさんの記事を読んでいて思ったのですが、ストーリーやバックボーン、システム、グラフィック、色々な面で、色んなゲームをされているのだと思うのですが、UIについてはあまりマイナスな事を書かれていませんよね。

自分は、例えば はなす → きた・ひがし・・みたいなおそろしいまでの酷いUIなんかは吐き気がしそうになりますw
ガラケーでかなり出てるのに、スマホでRPGがあんまり出ないのもそこが一番の原因かなぁと思ったりしてますねー。

今日もえかさんの文章最高に楽しませて頂きましたぁ!!!
イスタンコ |  2014.05.19(月) 14:36 | URL |  【編集】

イスタンコさんこんばんは。
実はそこにはカラクリがありまして。
UIがひどいゲームはそもそもやらないのです。
ストーリーがひどいとかグラフィックがしょぼいとかそういうのは気にならないんですが,UI周りがおかしいゲームだけは我慢がならねえタチでして。

このメタルマックスも前前作がDSで出ていたのですが,それはなんとすべての操作がタッチペン専用だったので頭にきて遊びませんでした。
我が魂のゲーム,メタルマックスですら例外ではないんですわ。

ガラケーとスマホでゲームのジャンルに差があるというのは初めて知りました。
なかなか興味深い傾向ですねえ。
わしもスマホとかを持っていればそのへんも調査できるんでしょうが…気になるなあ。
えか |  2014.05.19(月) 19:43 | URL |  【編集】

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