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2015.08.01 (Sat)

8bitバーリトゥード

ひっひぃぃ!
楽しいよぉぉぉ!
GBA版からバーチャルコンソールへとFF2をはしごする,
こんな贅沢が許される日がやってくるとは。

しかしなんだ。
スーパーイージーモードと評されるGBA版に慣れすぎたせいで,
わしのFF2の熟練度が著しく下がっている。



・あーテレポの本の番人に亀おったなーまあいいやこのままでも勝てるだろ→ミンチ

・サージェントなんざ素手で→ミンチ

・通行証邪魔だから大戦艦はキャプテン殴って入るわ→ミンチ



いやーほんといい難易度だなーやっぱFF2はこうでないと。
ヒルダ姫の「ミスリルあればいけた」というセリフが
ただの負け惜しみじゃなくて厳然たる事実だったということが
サージェントとの戦いを通じて実感できるというのがいいんだよなあ。

ミスリルは硬くてその辺の店売り武器じゃ歯が立たない,
これはたしかにフィン軍も負けるなと。
原作のキャプテンもミンウのテレポ一発で沈むようなヤワなお方じゃないしな。
(ほんとは原作でもテレポ一発で倒せる,ただそこまで熟練度上げするのが面倒)

ネットで検索ありきの今でこそFF2は回避確率99%確保しておけば
楽勝みたいな雰囲気漂ってるけど,実際のところ
回避が99%あろうとも普通に全滅するからねこのゲーム。
中盤にスペクターやゴーストの群れが出てくると失禁しかける。
原作は攻撃魔法あんまり強くないからファイア全体がけで
一掃するのも難しいし,いやがらせのように逃げられないし。



とはいえ。
そういう数少ない(ということにしておく)例外を除けば,
出てくる敵を全部倒していくだけで,別途稼ぎをしなくても
普通に進めていける難易度になってるんだよなー。

これだけ育成に自由度があるのに,攻略情報がなくても,あるいは
パーティアタックなんかでユーザーが意図的にバランスを崩しても,
「なんとかクリアできる」レベルに落ち着いてるなんて信じられない調整力だ。
原作の時点でFF2のバランスは完成している。
美しいとさえ表現してもいい。

GBA版はやたらと熟練度が上がりやすくなっている一方で,
一定レベル以上は原作よりも上げづらくなっているせいで
「無益な戦闘」が増えてしまった感もあるな。
しかし,その分いろいろな選択肢に手を出しやすくなっていて,
拾った武器を次々と使い変えていくというような
スタイルで遊ぶにはGBA版はちょうどいい。
これはこれで,多数の選択肢が用意されている
FF2に沿った仕様だともいえる。
ただちょっとテレポと序盤の素手を強くしすぎた感が。
意図的にイージーモードにしたらしいからそれでもいいか。



もし本当にイージーモードにするなら,一番必要だった調整は
「一定戦闘数ごとに素早さが自動的に上がる」だったのかもしれない。
FF2で一番重要なステータスは素早さなのに,
盾を装備できない後衛弓手なんかだと
まったく素早さが上がらないんだもの。
盾を装備している前衛でも重鎧が忌避されがちなのは
まさに回避確率が落ちる=素早さが上がりづらくなるからだし。

もっとも,そういう調整がいるかといわれれば,いらんだろうな。
弓は後列に配置すれば物理攻撃シャットアウトだし,
両手持ち補正がかかるから攻撃力も前衛の片手武器より上。
ならば行動の遅さくらいは甘受すべきだろう。

重鎧での回避率低下もむしろ被ダメージが増えた分
HPが上がりやすくなるからメリットとして考えてもいいくらい。
回避率ばかりに頼ってHPを上げないでいると,
ゴーストのクラウダやらファイアギガースのファイアやら
アビスウォームのたつまきやらで即死しかねない。
不意打ち的にこういう攻撃が混じってるのがまた楽しいんだけど。



FF2の何がすごいって,あらゆる行動に意味があるところだよ。
他のゲームでは避けるべき,「敵の攻撃でHPが減る」「MPを使い果たす」
「敵が硬くて倒すのに時間が掛かる」といった事態ですら,
成長の機会として肯定的に評価できるようになっている。
フィアーのようなまったく使い道がないようにみえる魔法すらも,
「いくら使っても戦局に影響を与えないので
 連続使用することでMPや精神を上げやすい」
という利点を見出すことも不可能ではない。

一方で,それらは決して必須ではない。
パラメータなんか上げなくても,
雑魚戦なんか全部無視してもクリアできる。

戦闘から逃げたり敵を瞬殺すれば時間の節約になるし,
苦戦すれば成長のチャンスが増える。
ユーザーは自分の哲学に従って自由に行動してよく,
そしてあらゆる選択肢が価値あるものとして扱われている。
まさに至高のバーリトゥード…!



なに一人でブツブツ言ってるんだって?
すまんな,へっへっへ。
携帯機で,しかも原作のFF2ができるなんて嬉しくってさ。
あたい,この機体(ひと)と幸せになります。
10:13  |  FF  |  トラックバック(0)  |  コメント(6)

Comment

こんばんは。
自分はFF2と出会ったのは中学生の頃でした。

>ユーザーは自分の哲学に従って自由に行動してよく,
>そしてあらゆる選択肢が価値あるものとして扱われている。
ほんとFF2はそれにつきると思うんですよね。
今でこそ回避率至上主義こそ正義のような説もありますが
自分が今FF2をプレイしても、やはり20年以上前のごり押しスタイルを今もなお踏襲してしまうと思います。

魔法はケアルだけ16-99、バーサクが6~7ぐらい、ブリザドはランドタートル用に3~4止まり。
ちから=あ1、たいりょく=99、ちせい=1、せいしん30~40とか。
マリアは多少知性があったようですけど、なんせ回避なんてまったく気にしていないので終盤は被ダメがすごい。
そうするとフリオニール、ガイもケアルを使う頻度が増えてくるから
必然的に男キャラもMP確保が必要になって、
全員で間接魔法でターン稼いでMPを上げて。
そうしているうちにエスナが5になった、バーサクが6になった・・・などの副産物が地味に嬉しかったり。

そもそもあの頃の時点で回避率の重要性なんて知る由も無かったので、
ただただパーティアタック上等、
武器の熟練度もひたすらAB交互に連打してあげてました。
むしろ、自分にはそれがFF2の醍醐味でした。
ノーマルモードとイージーモードがあるPS版もやりましたが、
またやる機会があるなら、やっぱりあのFC版をもう1度やってみたいですね。
ざんじばる |  2015.08.03(月) 21:53 | URL |  【編集】

ざんじばるさんこんばんは。
なんというFF2ファーストプレイあるある。
みんな示し合わせたように同じ行動を取るのは,何か見えない力が働いているのだろうか…。

深い意味はないけど,上げられるもんだからついつい上げちゃうんだよね。
ABキャンセルなんかやめどきが見つからないから怖い。
そして圧倒的パワーでゴリ押しする爽快感,アンデッドに遭遇したときの絶望感。

最初はバーサクの存在も知らなかった気がするなあ。
あんな超性能の魔法を序盤の敵のドロップ品に紛れ込ませておくとかホント狂ったゲームだわ。

それにしても,当時の熱い思いが伝わってくるコメントをありがとう。
まだFF2を覚えていてくれる人がいたんだな。
わしはなによりそれが嬉しい。
えか |  2015.08.04(火) 01:08 | URL |  【編集】

なんだか長文になってしまいどうもすみませんでした。
ROを引退した身としては、むしろレトロゲームの記事の方が楽しみだったりしますので・・・。

自分も小学校から中学と
人生の中でもっとも脳の吸収力のある時代にFC、GB、SFCと
任天堂黄金期のゲームを楽しめたのは幸せだとさえ思っています。
だからやっぱり自分の中では80年代後半~SFC全盛の頃のソフトがいまだに大好きなんですよ。

FF2は初回プレイの時はほんと自分でもよく覚えています。
そのぐらいアクが強くて、でもハマるととことんハマるというか。

ダンジョンで間違った部屋入って戻ろうとすると必ずエンカウントとか
パラサイトとかモルボルとかコカトリスとか嫌すぎる敵とか、
ようやくジェイド抜けたと思ったらデスライダーにぶち殺されたり、
やっていても本当ストレスのたまるゲームでした。

が、それでもなぜかやめられない。
なんとかして、先に進みたい。先が、気になる。
敵が倒せないなら、こっちもとことん鍛えぬくまで。

あの頃だったからこそ、
凶悪ですらあるこのゲームに立ち向かう事ができたのかもしれないですねえ。
ざんじばる |  2015.08.04(火) 21:19 | URL |  【編集】

ざんじばるさんこんばんは。
長文大歓迎ですよ,それを読むのがわしの楽しみですから。

いや,ほんとに我々は幸せでしたな。
自身の成長期とゲームの進化がピッタンコ一致してましたからな。
これだけで一生分の運を使い果たした感がありますわ。

DQもFFも2が一番難しいっていうのはなんなんですかねー。
新機軸に挑戦しすぎたせいなんですかね。
いまでこそダンジョンのマップは全部覚えてますけど,手当たり次第に突っ込むしかないあの罠部屋の仕様だけはどうにかしたほうがよかったw

いま,あの難易度に初見で出くわしたら心が折れるか?
もうクソゲー耐性がついちゃってるから平気なんでしょうなあ。
やはり刷り込みというか,ゲームとはこういうもんだという認識になっているかが鍵なんでしょう。
つまり「あの頃」の体験が。
えか |  2015.08.05(水) 03:06 | URL |  【編集】

こんちゃー。何ンかまた懐かしいFF2話ですねェ。
当時ガキんちょだった俺も日夜必死こいてやってた記憶があります。
厄介極まり無ェ臭い息吐く上、通常攻撃にすら山盛り状態異常乗っけて来るモルボルグレートや高レベル不死Mobの凶悪さにゃかなり右往左往しました。少なくとも、時を経た今なお他ゲーじゃ滅多に見た事ありませんよあんなん。
結局眼前のゴブリンにゃ目もくれずメンバー総出でぱーてぃあたっくな日々でしたが、まァありゃあれで楽しかったですw

追記:後、ラストダンジョンのパンデモニウムだかで「クアール×2・ラミア×2」だかに先制喰らった瞬間の絶望感つったら…Σ
ぶっちゃけファイアの本着けて殴りゃ落ちるラスボスより余程難敵でした。
通りすがり。 |  2015.08.24(月) 12:56 | URL |  【編集】

通りすがり。さんこんばんは。
こりゃまた楽しそうなコメントだ。
ドラクエもFFも2が最高難易度なのはなんでなんでしょうね,面白いですよね。
なんかもクリアとかそういう次元を通り越して,ただただキャラを強くするのが楽しいゲームでした。

クアールとラミアクイーンのコンビは逃げられない上に先制される確率が若干高め(体感)なのが激烈に難易度を上げてましたなあ。
まずブラスターから逃げられないのがきつい。
えか |  2015.08.25(火) 01:22 | URL |  【編集】

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